この記事では家庭用脱毛器ケノンとトリアどっちが髭やVIO脱毛に効果があるか10項目で比較しています。
結論、髭・VIO、ワキなど全身脱毛をするならケノン、男性の髭やVゾーンなど頑固で狭い範囲を脱毛するならトリアがおすすめです。
顔からVIOまで全身脱毛をしたいなら照射面積の大きいケノンが使い勝手が良いですが、部分脱毛なら威力の強いトリアがおすすめです!
ケノンとトリアのスペック比較一覧
まず、ケノンとトリアのスペックを比較して見ました。
どちも人気の脱毛器なので、しっかりと比較をチェックしてくださいね。
ケノン | トリア | |
タイプ | IPL(フラッシュ)脱毛 | レーザー脱毛 |
照射面積 | 9.25㎠ ※エクストララージカートリッジ | 約1㎠ |
電源タイプ | 電源コード式 | 充電式 |
出力パワー切替 | 10段階 | 5段階 |
連射機能 | 〇(3パターン) | × |
照射回数 | 最大300万発 (スーパープレミアムのL1) | 回数制限なし |
カートリッジ交換 | 〇 | × |
脱毛可能部位 | 全身〇 ※鼻から下を推奨 | IOラインは×、目元は× |
美顔機能 | 〇 ※スキンケアカートリッジを使用 | × |
サイズ/重量 | 29×21×9cm/1.6kg | 8.0×12.0×23.0cm/約584g |
本体価格(税込) | 69,800円 | 48,000円 ※さらに割引あり |
特典 | あり | あり |
保証 | あり(2年) ※有料で3年保証もあり | あり(1年) ※有料で2年もあり 30日間返金保証あり |
公式サイト | ケノン公式サイト | トリア公式サイト |
ケノンとトリアの最も大きな違いは、脱毛方式です。
ケノンは一般的なフラッシュ式脱毛器を採用しており、一方、トリアは医療機器としても使用されているダイオードレーザー技術を家庭用脱毛器に応用しています。
脱毛方式の違いの他にも、照射面積や出力パワー、カートリッジ有無など、かなり細かく差があります。
顔からVIOまで全身脱毛をしたいなら照射面積の大きいケノンが使い勝手が良いですが、部分脱毛なら威力の強いトリアがおすすめです!
ケノンとトリアを10項目で比較
それではここからは、ケノンとトリアの違いを10項目で比較をしていきます。
ケノンとトリアどっちの脱毛器が自分に合うのか8項目で比較しました。
各特徴を確認していただければ、どっちの脱毛器が自分に合っているのかが判断できると思います。
どっちの脱毛器を選ぶのが良いかの判断基準は、
顔からVIOまで全身脱毛をしたいなら照射面積の大きいケノンが使い勝手が良いですが、部分脱毛なら威力の強いトリアがおすすめです!
では、それぞれ特徴の違いを一つずつ見ていきましょう!
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
VIOゾーンの対応 | VIOゾーン可能 ※粘膜部位はNG | Vゾーンのみ ※IOゾーン禁止 |
VIOゾーンまでできるのはケノンです。
ただしケノンでも粘膜部位へ利用は控えるよう公式サイトにも注意書きがあります。
IOゾーンの色素が沈着した部位は肌のトラブルが発生しやすいのでしっかりと冷却するようにしましょう。
いきなり高いレベルの使用はせず、肌の状態を確認しながらレベル1から少しずつレベルを上げていくようにしましょう。
一方トリアはVゾーンはできますが、IOゾーンは使用禁止となっています。
理由は自分では見えにくい場所であり、色素沈着にレーザーが反応してしまう恐れがあるためです。
レーザー脱毛は威力が強いため、頑固なムダ毛のVゾーンには効果的ですが、デリケートなIOゾーンには使用できません。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
髭脱毛への効果 | 威力が強い | 威力が非常に強 |
男性の髭脱毛に効果があるのはトリアです。
男性の場合、「髭脱毛に使えるのか」気になる方も多いのではないでしょうか。
トリアとケノン、どちらでも髭脱毛に使えます。
ただ、髭脱毛への効果がより高いのは、脱毛威力が高いレーザー脱毛のトリアです。
髭は、他の部位の毛よりも濃く、太いため、なかなか脱毛効果が得られにくい、と言われます。
トリアは、「太く、濃い毛」により強く反応するレーザー脱毛を採用しているため、髭の脱毛には効果的です。
ただし、「痛み」には耐える必要があります。
トリアで髭脱毛している方のレビューを見ると…
レーザーには、メラニンが濃い部分により強く反応するという性質があります。
ゆえに、脱毛に効果があるわけですが…ゆえに、痛い、ということですね。
レベル1から始めて、徐々にレベルを上げていきましょう。
また、痛みの感じ方は、人それぞれです。
「どうしても無理」という場合は、使用を中止することも考えましょう。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
痛みの強さ | 弱い ※痛みをほとんど感じない | 強い※針で刺すような痛み |
痛みが少ないのは光脱毛のケノンです。
脱毛時の「痛み」「刺激」も、脱毛器を選ぶ大事な基準の一つ。
痛みが少ないのは、光脱毛のケノンです。
トリアのようなレーザー脱毛の場合、毛が成長する部分の組織を破壊するほどの熱量を放つため、どうしても痛みが伴います。
イメージとしては「針で刺すような痛み」です。
特に、メラニン色素を多く含む「太い毛」にはレーザーが強く反応するため、より痛みが強くなります。
一方、ケノンの場合は、「痛みをほとんど感じない」という方も多く、痛みのレベルは低いと言えます。
太い毛が多く、痛みに弱いという方は、ケノンのほうが無難かもしれません。
トリアを使用する場合、痛みの様子をみながら徐々に出力をあげるようにしましょう。
また、あまりに痛みが酷い場合は無理をしないことが大切です。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
脱毛方式 | 光脱毛 | レーザー脱毛 |
脱毛威力の強さレーザー脱毛のトリアです。
ケノンはIPL式(フラッシュ式)脱毛なので、メラニンを含む毛に反応しますが、毛根から破壊するような「永久脱毛効果」は期待できません。
一方のトリアは、レーザー脱毛です。
レーザーの熱は、毛のメラニンに反応します。
毛に伝わった熱が毛を成長させる組織を破壊するため、レーザー脱毛では永久脱毛効果が得られます。
「ケノンでは永久脱毛できないの⁉」と驚かれた方も多いかもしれませんね。
ただ、それだけで「ケノンよりトリア」と選んでしまうのは、尚早です。
ケノンはレーザー脱毛に比べて脱毛効果は劣りますが、カートリッジ交換をおこなえば何度でも脱毛できます。
「痛み」「使いやすさ」など、様々な角度からどちらの脱毛器が良いか、選びましょう。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
照射面積 | 9.25㎠ | 約1㎠ |
照射面積の広さはケノンです。
一度に照射できる面積の広さを比較すると照射面積の広さは、ケノンの圧勝です。
トリアの照射口は、下記の画像のように小さく、約1㎠しかありません。
一方のケノンは、カートリッジによって照射口のサイズが異なりますが、最大の照射面積を誇るエクストララージカートリッジの場合、なんと9.25㎠もの照射面積です。
ケノンのその他のカートリッジの照射面積を掲載します。
- エクストララージ:9.25㎠
- スーパープレミアム:7㎠
- ラージ:7㎠
- ストロング:4.5㎠
照射面積が広いということは、一度に多くの面積を処理できるということです。
つまり、トリアよりケノンのほうがより早く処理を終えられます。
脱毛処理にスピード感を求められる方は、ケノンのほうがおすすめです。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
美顔機能 | あり | なし |
美顔器として使えるのはケノンです。
トリアには、美顔機能はありません。
ケノンでは、カートリッジを「スキンケア」タイプに替えることによって、美顔効果を得られます。
ケノンのIPLがメラニン細胞などに働きかけることによって、シミやくすみ、色素沈着、ニキビ跡、毛穴の開き、たるみ、シワなどをゆっくりと改善する、と言われています。
使い方は簡単です。
カートリッジをスキンケアカートリッジに付け替えて、美顔モードで光を当てるだけ。
最大10連射も可能なので、あっという間にお手入れが終了します。
ケノンは全身脱毛可能ですが、美顔器としても目元を除く全身に使えます。
「手の甲のしみが気になる」
「背中のニキビ跡が気になる」
「首のたるみをどうにかしたい」
など、加齢によるお悩みにも応えてくれますよ。
ご自宅で手軽に光美顔を試したいという方に、ケノンはおすすめです。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
使いやすさ | 使いやすい | やや使い難い |
トリアとケノンの脱毛器としての「使いやすさ」を比較すると、おすすめできるのは、ケノンです。
ケノンはトリアよりも、以下の点で使いやすさが優れています。
- 照射面積が広い
- 何度も使用できる
- 部位によってカートリッジを使い分けできる
- 痛みが少ない
ケノンは照射面積が広く、トリアよりも短時間で脱毛できます。
ケノンは永久脱毛ではありませんが、カートリッジを買い替えれば、何度も使用できます。
カートリッジの種類も多く、部位によって使い分けることも可能です。
また、脱毛時の痛みが少ないのも、大きなメリットと言えます。
トリアは「脱毛レベルの高さ」に特化した脱毛器ですが、ケノンは、「手軽さ」と「脱毛の効果の高さ」のバランスが良い脱毛器です。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
本体価格(税込み) ※どちらも公式サイトの価格 | 69,800円 | 48,000円 |
本体価格が安いのはトリアです。
トリアとケノンの本体価格を比較すると、トリアのほうが2万円以上、安価です。
なお、ケノンの場合、特に値引きなどはありませんが、トリアはキャンペーン有無によりさらに5,000円ほど安く購入できる可能性もあります。
価格面では、ケノンよりもトリアのほうが購入しやすいと言えますね。
ただし、トリアにはカートリッジがないため、本体が充電できなくなったら終わりです。
充電可能回数は、300~500回ほどだそう。
一方のケノンは、充電式ではなく、電源コードにつないで使うタイプであり、さらにカートリッジ交換が可能です。
つまり、ケノンは本体が壊れるまで、カートリッジを交換することで延々と使える…ということですね。
価格だけでは「どちらがいいか」決められないのが、正直なところです。
ですが、いずれにしても両者とも同じような家庭用脱毛器の中では「かなりコスパが良い商品である」と言えます。
それでは次に、ケノンとトリアの特典を比較します。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
特典 | ・カートリッジ2個(スーパープレミアム・ストロング) ・有料別途購入のカートリッジを値引き ・サングラス ・専用ポーチ ・保冷剤2個 ・ラッピングサービス | ・5,000円オフ ※フューシャピンク限定 ・3つの中から1つプレゼント(カッサプレート ・洗顔ネット ・ドライフェイスマスク7枚) |
保証期間 | あり(2年) ※有料で3年保証もあり | あり(1年) ※有料で2年もあり 30日間返金保証あり |
※購入特典は時期によって異なります。
購入特典に関しては、時期によって異なるため、一例としてご覧ください。
ケノンの特典は「ケノンで脱毛する際に、実際に役立つもの」を多数つけている、というイメージですね。
一方のトリアの特典は、脱毛には関係ない小物のプレゼントと、値引きがメインです。
また、特典と同時に保証にも注目しましょう。
トリアの保証期間は、ケノンより短いものの、「30日間の返金保証」があります。
トリアの場合、レーザー脱毛なので、「どうしても痛くて使えない」という事態も発生しかねません。
が、30日間なら「肌に合わなかった」「痛くて使えなかった」という理由でも返品可能です。
脱毛器 | ケノン | トリア |
商品 | ||
照射回数 | 300万発 (スーパープレミアム:L1) | 制限なし |
ケノンとトリアの照射回数はどっちが多いのか?
ケノンはカートリッジと照射レベルによって使用できる回数が変わります。
例えば、スーパープレミアムカートリッジなら最大300万発(レベル1)、レベル10でも50万発の使用が可能です。
ケノン公式サイトによれば1人なら33年使用できるとのことです。(ケノン公式サイトより)
一方、トリアはフラッシュ脱毛とは違いカートリッジ式ではありません。
そのため、使用回数に制限がありません。
電池の寿命が製品の寿命となります。
ケノンがおすすめすな人、トリアがおすすめすな人
ケノンとトリアをおすすめする人の違いを見ていきましょう。
トリアとケノンは、同じ「家庭用脱毛器」というジャンルに属する商品ですが、全く異なる特徴を持つということが分かりましたね。
それでは最後に、トリアとケノンは、どんな方におすすめなのかについてまとめます。
レーザー脱毛器『トリア』のほうがおすすめなのは、以下のような方です。
- 脇や髭、Vラインなど頑固なムダ毛処理をしたい方
- 永久脱毛希望という方
- 痛みに強い方
トリアは、レーザー脱毛器です。
濃い髭や脇・Vラインなどの体毛にも、しっかり反応します。
頑固なムダ毛処理をしたいという方には、トリアをおすすめします。
また、トリアなら、永久脱毛が可能です。
「毛を生やす細胞を破壊してしまいたい」
「一生、毛が生えない生活を手に入れたい」
という方は、トリアをお試しください。
ただし、トリアを使用する際には、「痛み」がつきものです。
トリア公式によると、脱毛を繰り返すうちに徐々に痛みに慣れてくる、とのことですが、「極端に痛みに弱い」という方は、他の脱毛方法を検討しましょう。
IPL脱毛のケノンがおすすめなのは、以下のような方です。
- 全身を脱毛したい方
- 手軽に、手早く脱毛したい方
- 永久脱毛ではなく、毛量を減らしたいという方
- 肌が弱く、痛みに弱い方
- 美顔効果もほしい方
トリアと違い、ケノンはIPL脱毛なので、全身に使えます。
また、一度に照射できる面積も広いため、手軽に手早く、脱毛できます。
ただし、IPL脱毛のケノンでは、永久脱毛は不可能です。
IPLはレーザーよりも威力が弱いため、毛が生える組織を壊すことはできません。
IPL脱毛を繰り返すことで、徐々に毛量を減らすというイメージで使いましょう。
レーザー脱毛よりIPL脱毛のほうが肌への刺激は少ないため、
「肌が弱い」
「痛みに弱い」
という方は、IPL脱毛のケノンがおすすめです。
結論、全身脱毛ならケノン、部分脱毛ならトリア
トリアとケノンは脱毛方式がことなるため目的によってどちらにするか選ぶようにしてください。
髭・VIO・ワキなど全身脱毛を目的とするならケノンがおすすめですが、男性の髭やVゾーンなど狭い範囲で頑固なムダ毛を処理したひ人はトリアがおすすめです。
ケノンの特徴
- 光脱毛方式
- 痛みが少ない
- 照射面積が広く、短時間で処理できる
- カートリッジ交換により、髭やVIO脱毛もできる
トリアの特徴
- レーザー脱毛方式
- 永久脱毛に近い脱毛効果
- レーザー脱毛は一発の威力が強い
- 照射面積が狭いため狭い個所に向いてる
光脱毛のケノンは照射面積が広くスピーディーに全身脱毛することができます。
カートリッジを交換することで髭やVIO、ワキなど頑固なムダ毛の処理にも向いています。
また、光脱毛は痛みもほとんど無いため、はじめての人にも安心して使うことができます。
一方、レーザー脱毛のトリアは、男性の髭や脇、Vラインなどの頑固なムダ毛処理をしたいという人に向いています。
レーザー脱毛は光脱毛に比べ痛みを伴いますが、毛や毛根の周辺組織にダメージを与えるためその毛根から永久に生えてきません。
レーザーの性質上、産毛や細かい毛に対して反応しづらい場合があります。
ケノンとトリアの比較まとめ
今回は、家庭用レーザー脱毛器『トリア』と、家庭用IPL脱毛器『ケノン』を比較しました。
レーザー脱毛器のトリアは脱毛パワーが強く髭などの濃い毛にも対応し永久脱毛も可能ですが、痛みが強い点には注意が必要です。
一方、IPL脱毛のケノンはトリアほどの脱毛効果はありませんが、肌に優しく痛みも少な目です。
使い方も簡単で、手軽にご家庭で全身脱毛を楽しめます。
永久脱毛はできませんが、使い続けることで毛量を減らす効果は実感できます。
どちらの脱毛器も非常に優秀で、コスパも良いと言えます。
自分に合った脱毛器で、ツルツルの肌を目指しましょう!