この記事では、ケノンの液晶画面に
「ファンが動作しないため使用できません。お電話ください。」
というメッセージが表示された場合の修理の流れと対応方法をお伝えします。
ケノンの修理センターの連絡先や、修理を依頼する際に準備すべきもの、修理依頼時に電話で聞かれる内容などを説明します。
その他、
「中古で購入したけど、修理できる?」
「修理代って何円ぐらい?」
「修理にはどのぐらいの期間かかる?」
など、ケノン修理に関する気になる内容も全て網羅!
この記事を読めば、ケノンの「ファンが動作しないため使用できません」問題を最速で解決できますよ。
ケノンのファンが動作しない原因
まずは、ケノンのファンが動作しない原因をお伝えします。
ケノン公式サイトでは、ケノンのファンが動作しない原因については明記されていません。
なぜならケノンのファンが動作しない原因は、多岐に渡るからです。
- 空気を取り込む場所にホコリや異物が詰まっている
- ケーブルのねじれによる通電不具合
- 初期不良
1の「空気を取り込む場所にホコリや異物が詰まっている」場合は、ホコリや異物を掃除機や綿棒などで取り除けば、解決する可能性があります。
が、2や3のように内部に問題がある場合は、ユーザー側では何もできないため、修理の必要が出てきます。
ケノンのファンが動作しない時の対応方法
空気を取り込む部分の清掃をしてもケノンのファンが動作しない場合、修理に出すことを考えます。
修理に出す場合は、まずケノン修理センターの連絡先を調べましょう。
また、ケノンの修理費用の概算も知っておきましょう。
ケノンの修理はメールでは受け付けておらず、全て電話連絡での対応になります。
電話番号:0570-064-331
※土日祝日/年末年始休業
※受付時間:平日 午前10時~夕方17時
なお、上記の連絡先は、ケノン公式サイトで公表されていません。
ケノンを購入した際に同梱される説明書の裏面に連絡先の記載があります。
ケノンのファン修理費用は、ファン故障の原因によって異なります。
ご参考までにケノンの修理費用を掲載します。
基本検査費用 | ¥4,000 |
本体基盤 | ¥6,300~ |
ハンドピース及びケーブル | ¥3,000~ |
操作パネル | ¥2,300~ |
外装部品 | ¥1,500~ |
修理に送った段階で「基本検査費用」の4,000円は必要になります。
基本検査費用4,000円には返送時の送料と代金引換手数が含まれます。
修理する場合は基本料の4,000円+別途修理費用が必要です。
なお、ケノンをサポートセンターへ送付する費用については別途必要です。
ケノンの修理依頼で注意すべきこと
次に、ケノンの修理依頼で注意すべきことを確認します。
実はケノンのサポートセンターでは「修理できないケノン」「修理を受け付けてもらえないケノン」があります。
- 中古品のケノン
- 転売品のケノン
- 友人や家族などから譲ってもらったケノン
フリマやネットオークションなどで購入したケノンは、修理できませんのでご注意ください。
また、ECサイト等で安価な価格帯で購入したケノンも、「転売品」の可能性が高いため、修理できないかもしれません。
修理依頼の電話口で必ず「購入先」を告げて、修理可能か確認しましょう。
ケノン修理までの流れ
それでは次に、ケノン修理までの流れを確認します。
ケノン修理までの流れとしては、おおまかに5つのステップがあります。
サポートセンターに電話をかけると、いくつか質問をされます。
- 注文者の氏名・住所・電話番号
- 本人かどうかの確認
- 購入日・出荷日
- 購入店舗
- シリアルナンバー(※本体後ろにあり)
- 保証期間(延長保証レビュー有無)
- ケノンの不具合の状態、症状(※詳しく)
- 使用しているカートリッジ種類と数
- カートリッジの使用状況(単発or連射、よく使うレベル)
ケノンのサポートセンターへの電話は、フリーダイヤルではなく有料です。
すぐに回答できるよう、事前に答えを準備しておきましょう。
ケノンのサポートセンターでは特に「現在、どのような症状が出ているのか?」について詳しく聞かれます。
電話で「ケノンのファンが動作しません」と伝え、症状を詳しく説明できるよう準備しておきましょう。
- いつ頃、ケノンのファンが動作しなくなったのか
- 毎回、ファンが動作しないのか、それとも時々動くのか
- 空気を取り込む部分にホコリや異物は無いか
- その他の不具合はないか
また、ケノンのファンが動作しない場合、空気を取り込む部分にホコリや異物が詰まっていないか確認しておくことも重要です。
修理する場合、自分でケノンを梱包してサポートセンターまでケノンを送る必要があります。
送付する際に同梱するものは以下の4種類です。
- 本体
- 全てのカートリッジ
- 電源コード
- 納品書
送付物に漏れがあると、修理を受け付けてもらえません。
入れ忘れがないか、入念にチェックして送付しましょう。
なお、ケノンの輸送時に傷ができないよう、丁寧に梱包することも大切です。
送付する際の宅配業者はどこでも大丈夫ですので、都合の良い業者に依頼しましょう。
サポートセンターへの最初の電話では、修理の明確な費用は伝えられていません。
ケノン送付後、基本検査が終了して初めて、修理の見積もり費用が出ます。
サポートセンターで検査完了次第、不具合の症状と修理をするための見積もり額の電話が来て、基本検査料4,000円に修理費用がプラスされた金額が伝えられます。
内容に納得できるようなら、修理を依頼しましょう。
ケノン本体を買い直す場合、69,800円必要です。
修理したほうが得なのか、それとも買い直したほうが得か、よく考えましょう。
なお、保証期間内でかつ自然故障の場合は、無償で修理してもらえます。
ケノンの修理を希望しない場合は、その旨をサポートセンターへ伝えましょう。
サポートセンターからケノンが送り返されます。
基本検査費用4,000円については、ケノン受け取り時に代金引換で支払います。
なお、修理されずに返送されたケノンを最大限に活用するなら、「下取りでのケノン新品購入」がお得です。
ケノン下取りを利用すると15,000円オフで新品のケノンを購入できます。
ケノンの修理を希望しない場合、そのままサポートセンターで処分してもらうこともできますが、新品ケノンの購入をお考えなら、一度返送してもらったほうが絶対にお得です!
ケノンの修理を希望する場合は、修理後にケノンが発送されます。
修理費用は見積もり額と同等の場合がほとんどですが、修理時に予想外の事態が発生した場合は再度見積もりになることもあります。
いずれにしても都度、連絡をもらえるので安心してください。
基本検査費用と修理費用の支払いは、ケノンの受け取り時に代金引換で行います。
代金引換時は、現金でのやりとりのみですので注意してください。
なお、修理品の受け取りを拒否した場合や、運送会社の保管期限が切れた場合は、メーカー側がケノン本体を処分します。
ケノンのファンが動作しない修理はどれくらいで返ってくるの?
ケノンのファンが動作しない修理はどれぐらいで返ってくるのか、については、修理の混雑具合によっても異なるためはっきりした数字を示すことはできません。
ケノン公式サイトによると、基本検査はサポートセンター到着後2~4営業日で行われるとのことですが、実際に修理にどのぐらいの期間かかるかは明記されていませんでした。
が、やはり「どのぐらいで手元にケノンが戻ってくるのか」は皆さんとても気になるところだと思います。
そこで、ネット上で散見される情報を精査した結果、約10~20日で返ってくることが分かりました。
だいたいの目安にしてください。
「ケノンのファンが動作しないため使用できません」修理の流れや対応方法まとめ
今回は、「ケノンのファンが動作しないため使用できません」という表示が出た場合の修理の流れや対応方法についてまとめました。
ケノンのファンが動作しない場合は、まず空気を取り込む部分にホコリや異物がないか確認しましょう。
ホコリや異物がないことが確認できたら、症状をまとめ、納品書やシリアルナンバーなどの情報を用意したうえで、サポートセンター(TEL:0570-064-331)へ連絡します。
必要な費用は基本検査料4,000円+修理費用+送料です。
修理をするかしないかは、検査終了後に決定しても構いません。
まずは気軽にサポートセンターへ相談してみましょう。