この記事では、ワセリンパックをして後悔するのか、鼻の黒ずみを取る方法についてまとめています。
毛穴の黒ずみが取れると話題になっているワセリンパックをご存じですか?
いちご鼻、毛穴の開きに悩んでいる人は多いと思います。
そんな毛穴の悩みがワセリンパックをすることで解消するとネットでも注目を集めているようです。
一方で、ワセリンパックをした事を後悔しているという意見も存在しています。
ワセリンパックは気になっているけど詳しく知らない、毛穴の黒ずみを取る方法を知りたいという人は、ぜひ最後までこの記事をお読みください。
ワセリンパックで後悔する理由

それではまず、ワセリンパックで後悔する理由についてお話します。
多くはワセリンパックをした事で毛穴が目立つようになった、肌が荒れてしまったという意見でした。
その理由については主に下記にあります。
- ワセリンパックが肌に合わないため
- 刺激を与えすぎているため
- 時間を置きすぎているため
- アフターケアを怠っているため
- 毛穴の黒ずみに直ぐ効果があると勘違いしているため
それぞれ詳しく説明していきます。
そもそもワセリンパックが肌に合わなかったため、肌荒れや毛穴の開きといったトラブルが起きたと思われます。
ワセリンとは、石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製した油性の成分です。
主に保湿剤として使われているので、知っている人も多いと思います。
つまり、ワセリンパックとは油分が混ざりあう性質を利用して汚れを浮かせる方法になります。
オイルクレンジングと同じ原理ですね。
毛穴の黒ずみが皮脂からくる油分汚れだった場合は、ワセリンとの相性が良いので浮かせて落とすことが可能です。
しかし、角質が詰まった汚れの場合ワセリンでは落とせません。
ニキビができやすい肌質だと毛穴に余計汚れを詰まらせる原因にもなるので悪化してしまう恐れがあります。
皮脂分泌が多い肌質の人にはワセリンパックは合わないでしょう。
ストレスや生理前などのホルモンバランスで肌トラブルが起きやすい人も、ワセリンパックを行う事で悪化してしまう恐れがあります。
肌が敏感な人にも合わないので気を付けた方が良さそうです。
ワセリンパックをして毛穴が酷くなったという人は、もしかしたら刺激を与えすぎてしまったことが原因かもしれません。
ワセリンパックをして、綿棒でワセリンを拭う時に毛穴汚れを取ろうと強く擦りすぎると肌にダメージを与えてしまいます。
気になる毛穴汚れをケアする際は強い刺激は与えないよう気を付けましょう。
できるだけ綿棒を寝かせて、ワセリンを綿棒に絡めとるイメージで落とすと刺激を抑えられます。
長時間パックした方が毛穴汚れがより浮き出てくるのではないか?と思うかもしれませんがそれは間違いです。
ながら作業でワセリンパックしてたら30分も経ってしまったというような状況に覚えはないですか?
長時間パックを放置することは肌へのダメージに繋がります。
そしてニキビの原因にもなる可能性もあります。
ニキビの原因菌のアクネ菌は酸素を好まない菌です。
毛穴の皮脂を栄養源として増殖します。
そのため、ニキビの進行具合によってはワセリンパックを長時間していることによってアクネ菌の増殖を促してしまうかもしれません。
ニキビを誘発してしまう事のないよう、5分程度でパックは終えるようにしましょう。
ワセリンパックの後に、綿棒でワセリンを落としただけでは終わりとは言えません。
ワセリンが少しでも残ったままだと毛穴が詰まって黒ずみの悪化に繋がる可能性もあります。
ワセリンパックをした後は丁寧に洗顔をしましょう。
この時も強い刺激は肌への負担になるので、なるべくたっぷりの泡で擦らず泡を押して浮かせて落とすようにすることがポイントです!
それでも落ちない時はお湯で洗い流してみてください。
油分はお湯に溶ける性質があるので、37°C〜40℃のお湯で流してみましょう。
洗顔の後はしっかりと保湿することも忘れないように。
肌の乾燥は皮脂分泌を促してしまうので、毛穴に皮脂汚れが詰まる原因になります。
乾燥が酷くなると皮膚が固くなり、毛穴つまりを酷くしてしまうことも・・・。
パックをした後は念入りに保湿するよう心がけた方が良いでしょう。
ワセリンパックが効果的と言っても、個人差があります。
すぐに目に見えて効果が表れる場合もあれば、効果が出にくい場合もあることを理解しましょう。
肌の細胞は一定周期で生まれ変わります。
そのことを踏まえると、効果が表れるのは1カ月〜2カ月ほどかかると考えていた方が良いです。
特にいちご鼻と呼ばれる毛穴の黒ずみはそんなにすぐには改善しません。
肌の状態によっては半年から1年かかるかもしれません。
それでも今以上酷い状態にならないための予防にはなるかもしれないので、気長に定期的にお手入れするものと思っていましょう。
ワセリンパックで後悔した人の口コミ

それでは次に、ワセリンパックで後悔した人の口コミについてお話します。
実際にワセリンパックをした人はどんな感想を持ったのか、いくつかご紹介していきます。
話題となっているワセリンパックを試したら肌が荒れてしまったという口コミでした。
長期的に見るとあまりいい方法とは言えないと実感したようです。
自分は乾燥肌だったから体質的にはあっていたという口コミですが、注意喚起も促しています。
人によっては毛穴が悪化するかもしれないとの事で、安易に始めるのは気を付けたいですね。
お風呂に入りながらワセリンパックをしたら、角栓が取れたという良い結果の口コミでした。
お風呂に入ったことで毛穴が広がり、汚れが取れやすくなったと思われます。
ワセリンパックで後悔しないための正しいやり方

それでは次に、ワセリンパックで後悔しないための正しいやり方をお伝えします。
毛穴汚れを少しでも除去したい人も多いですよね。
ワセリンパックをして後悔しないために、正しいやり方で行いましょう。
- 綿棒
- ワセリン
- サランラップ
- 蒸しタオル
まず必要なものを用意します。
蒸しタオルは無くても大丈夫ですが、あった方が毛穴が開きやすくなるので汚れは落ちやすいです。
- 綿棒にワセリンを多めに取って鼻全体、特に毛穴の黒ずみが気になる所にまんべんなく塗ります。
- 鼻をサランラップで覆い、5分程放置します。※蒸しタオルをかぶせると毛穴が開いて効果的
- 5分経ったらラップを外し、綿棒でワセリンを優しく取り除きます。
- 泡たっぷりの洗顔でワセリンが残らないよう洗い流します。
この時注意したいポイントは下記の3点です。
- ゴシゴシと擦り過ぎない
- 毎日の使用は避ける
- 無理に毛穴汚れを落とそうとしえはダメ
それぞれ詳しく説明していきます。
パックをした後のワセリンを綿棒で落とす時はごしごし強く擦るのは肌へダメージを与えてしまいます。
肌が傷ついてしまうと、赤みや痛みを感じたりするかもしれません。
傷ついた肌は、にきびの増殖や肌トラブルに繋がるので、強い刺激を与えないよう優しく落としましょう。
ワセリンパックをする際は、擦りすぎないことを忘れないよう気を付けて行ってください。
毛穴パックの注意事項にもありますが、毎日パックをするとかえって肌トラブルを招いてしまいます。
結果が目に見えないからと、毎日パックをするのはやめた方が良さそうです。
できれば1週間に1回〜2回程度が良いとされています。
個人差があるので、少しでも肌に異常を感じたら中止して気になるようなら皮膚科へ受診しましょう。
無理やり出ている角栓を取る事もNGです。
出ている角栓を取りたくなる気持ちは分かりますが、そこで無理に取ってしまうと毛穴が開いたままになってしまうかもしれません。
無理に開いた毛穴は戻りにくいので、余計目立つようになってしまいます。
そこへ更に汚れが詰まってしまって負の連鎖です。
ピンセットや手で無理に角栓を出そうとせず、洗顔で洗い流すようにした方がいいでしょう。
ワセリンパックが向いている人・向いていない人

それでは次に、ワセリンパックが向いている人と向いてない人についてお話します。
向いている人
- 乾燥肌の人
向いていない人
- 皮脂分泌が活発な人(脂性肌)
- 日々のメイクが濃い人
それぞれ詳しく説明していきます。
ワセリンはもともと保湿効果の高いもので、使う用途も肌への保湿剤として使われることがほとんどです。
なので乾燥肌の人には向いていると言えます。
ワセリンを使う事で、皮膚の保湿や保護をしてくれるので乾燥が原因の角質汚れやニキビに効果が期待できるかもしれません。
ただし、塗りすぎると顔の油分バランスが崩れる恐れがあります。
そうなると肌トラブルを引き起こす可能性があるので、適量を心がけるようにしましょう。
皮脂分泌の多い脂性肌の人は、ワセリンで毛穴を塞いでしまうことでニキビの原因になったり、毛穴詰まりが悪化してしまう恐れがあります。
メイクが濃い人も同様です。
落としきれていないメイクがあった場合、その上からワセリンが塞いでしまうと肌トラブルに繋がる可能性があります。
ワセリンパックは、向いている人と向いていない人がいるので自分がどちらか見極めることが大事です。
ワセリンパックは後悔?まとめ

今回は、ワセリンパックをして後悔した事についてまとめました。
美容関係については個人差がどうしてもありますので、話題になっているからと言って自分に合う訳ではないという事ですね。
もしワセリンパックを試したいという事であれば、正しい手順で肌に負担をかけないように行いましょう!